経営学

光が見えない・・・。そんなあなたには「SWOT分析」


みなさんは、自分の強みをはっきり言えますか?
経営コンサルタントをしていると業績も良く強い会社は、
会社の強みを明確に意識していることが多いです。

個人ではどうでしょうか?
全く同じです。
活躍している人は、強みをはっきりと自覚しており、
普通の人は、自分の強みなんで考えたこともないという感じでしょう。

もし、今
・今の仕事がつまらない
・もっとビジネスで活躍したい
・自分の強みや適性がわからない
というあなた!
自分の「SWOT分析」をやってみましょう。

そうすれば、
自分の強みがわかるだけでなく、
自分がコントロールできることと、できないことが明確になり、
力を入れるべきことがハッキリしてきます。

私自身も
これからビジネスの世界はグローバル化、IT化が進むと考え、
強みである診断士と心理学の知識を明確に強めていこうと考えています。
また、グローバル化により海外の経営者が普通の日本企業の社長になる時代が来ると考えています。
その時には、管理会計がより注目されるでしょう。
だから、弱みである会計知識を一所懸命勉強しています。
大変ではありますが、前に進んでいる感じがして毎日が充実しています。

「SWOT分析」やってみたくなりましたか?
それでは、説明していきます。

「SWOT分析」とは

SWOT分析とは、S(STRENGTH:強み)、W(WEAKNESS:弱み)、O(OPPORTUNITY:機会)、T(THREAT:脅威)の観点から分析するフレームワークのことです。
企業を分析することはもちろん、自分の分析にも使えます。
私も定期的に自分のSWOT分析をし、今年から老化というT(脅威)に備えるためにW(弱み)である体を鍛えています。
ちなみに、SとWは「内部環境」といって自分でコントロールできること、OとTは「外部環境」といい自分でコントロールできないこととなります。
みなさんも日常的にこのSWOT分析を行い、対策を立てていると思います。
例えば、
⓵外部環境:今日は、雪が降るほど寒い(T:脅威) ⇐ 気温は自分でコントロールできない(=外部環境)
⓶内部環境:自分は、寒いとぜんそくになる(W:弱み)⇐ 寒くならないようにすることはコントロール可能(=内部環境)
⓷対策  :今日は、厚着をして出かけよう(脅威に対して対策をすることで最悪の事態を避ける)
こんな感じです。

実際の分析方法は、4つの要素をそれそれ書き出して分類し、それそれの要素を掛け合わせることで戦略を考えます。
これを「クロスSWOT」と言います。
基本的には、
・強み×機会=チャンスをつかんで飛躍する
・弱み×脅威=最悪の事態を避ける
この2つの組み合わせが有効なことが多いです。
まずは、ぜひとも自分のSWOT分析をやってみてください。
すると、次のような効果が出るでしょう。

「SWOT分析」の効果

まず、自分でコントロールできることとできないことがハッキリします。
コントロールできないこと、特にT(脅威)で悩むことはナンセンスであることがわかります。
つまり、悩みが減ります。

次に、やるべきことが見えてくる。
私の例でいうと、経営者はお金のことで悩みを抱えているケースが多いため、
自分の場合、環境的に会計の知識があると世界が広がることがわかりました。
海外に進出する会社が多いので、国際的なルールを知っていることも重要です。
だから、40代後半にもなって、USCPA(米国公認会計士)を勉強する決断ができました。
自分にとって優先すべきことだと腹落ちして決断しているので、毎日が楽しく充実しています。

ぜひ、悩みを減らし、楽しく充実した人生のために「SWOT分析」チャレンジしてみてください。

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