問題解決

お客様を笑顔にする「四つの知識」

仕事で、お客様との雑談がうまくできないという方は、多いのではないでしょうか?
上司とのコミュニケーションが苦手という方も、「四つの知識」を意識してみると良いかもしれません。

「四つの知識」とは

現代では、毎日大量の情報が入ってきます。
その量は、年々増えるばかりです。
そういった情報をうまく知識として取り入れることができていますか?

皆さんが手に入れるべき知識は、四つの分野に分かれます。
その四つとは、

  1. 世間一般的な知識(一般知)
  2. ビジネスに関わる知識(ビジネス知)
  3. 自分の業界に関わる知識(業界知)
  4. 自分の勤める会社に関わる知識(会社知)

それでは一つ一つ見ていきましょう。

「一般知」とは

「一般知」とは、いわゆる常識や一般的な知識のことです。
あまりビジネスに関係がないということから、社会人になってからこの「一般知」を蔑ろにする方が多い印象があります。
実は、私がそうでした。
どうせ仕入れるなら、仕事に役に立つ知識が良いと考えていました。
その結果、お客様との雑談が苦手になり、コミュニケーションが楽しくないと感じることもありました。
四つの知識を考えるようになってから、それは自分が招いた結果だと分かりました。

それはそうですよね。
「一般知」に当たる知識とは、釣りや山登りなどの趣味、歴史や旅行、映画、音楽など雑談に関わる知識なのですから。
自ら「一般知」を避けていないか最近仕入れた知識を確認してみてください。

 

「ビジネス知」とは

「ビジネス知」とは、読んで字のごとくビジネスに役立つ知識です。
例えば、経営に関する知識や会計、マーケティング、ロジカルシンキングなどが該当します。
この「ビジネス知」が豊富だと他社でも活躍しやすくなるため、転職活動に有利になったりします。
私は、この「ビジネス知」に疎いと感じたため、中小企業診断士という資格の勉強をしました。
結果として、大変苦労しましたが「ビジネス知」を広く学べたため非常に有意義でした。

「業界知識」とは

「業界知識」とは、自分の会社の業界に関わる知識のことです。
不動産業界なら地価の動向やマンションの空室率などの知識、IT業界ならWEB関連知識や最新のソフトウェア技術などが当てはまるでしょう。
会社から入手する情報は、業界情報が多いため、意識しないとみなさんの知識は「業界知」ばかりになってしまいます。

「会社知」とは

「会社知」とは、自分の会社の歴史や経営戦略、財務諸表の数字、従業員の名前や組織のことなど、自分の会社に関わる知識のことです。
本社勤務などでなければ、普段の業務で必要とする場面が少ないため「会社知」は、案外少ないかもしれません。

バランスが大切

以上みてきたように、ビジネスマンは「業界知」に偏る方が多いように感じています。
食事もバランスが大切なように、知識も4つのバランスが重要です。
最近自分が仕入れた知識を四つに分類していただき、チェックしてみてください。
雑談が楽しくなるかもしれませんよ。

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