心理学

若さを武器にする「ベビーフェイス効果」

ベビーフェイス効果とは?

girl crawling on white floor while smiling

ベビーフェイス効果とは、年齢が低い子供などの画像を示すと人は安心するという心理効果の一つです。

子供嫌いという方もいるかもしれませんが、一般的にはかわいいという感情が生まれ、警戒心が和らぐと言われています。
そして、これは赤ちゃんでなくとも、「かわいらしい顔」「幼い顔」でも同じような効果を発揮します。

ビジネスマンにはなじみがないと思われますが、これが意外と役に立つんです。

ビジネスにおいてのベビーフェイス効果

person standing near the stairs

ビジネスにおいては、童顔というのは有利に働かないと悩んでいる方もいると思います。
私も若いころ、住宅販売の営業をしていた際には「頼りない」「なんでこんな若い担当なのか」などと顧客から言われてしまうことも多く、大いに悩みました。
早く老けるにはどうしたらよいのかと真剣に考えていました。
そして、髪型や服装を変えてみたり、頑張って太ってみたり、今は笑い話なのですが当時は深刻な悩みでした。
しかし、『ベビーフェイス効果』を使うと童顔は強みになります。
童顔=純粋、うそをつかない、誠実、親近感などプラスのイメージを想起させることができるからです。

あなたは、「顧客に安心感を与えるプロ」になる可能性を秘めています。
第一印象で「頼りがい」を与えるのではなく「親しみ」を与えるのです。

この経験は、当時トップセールスで見た目も行動もバリバリの営業であった先輩から、次のように言われて気付くことができました。
「お前はお客様に警戒されないから良いよな。俺なんて初めて商談するときは、お客様の緊張感と警戒感いっぱいだもん。」
非常に頼りがいある先輩で、営業面で悩みなんてないと思っていたので、そのセリフは目から鱗が落ちる思いでした。

それからは、どんな人にも強みと弱みがあり、自分の強みを見つけて活かしていくことが重要だと考えるようになりました。
また、自分の弱みは別の視点から見ると強みにもなりうるのだとも。
お客様から「頼られない」と悩んでいるとしたら、視点を変えて「好かれる」という方法もあるかもしれませんよ。

日々強く楽しく生きていけるよう自分の強みを見つけて、伸ばしてあげましょう。
その成長を少しでもサポートできればうれしいです。

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